30カ国近くを旅した経験・・・海外経験約9年間から
野田昌孝

 言語が人を決める。そして社会を決める。 これは旅した経験から自ら習得したことである。 ガイドブックでも見たことは無いことだ。 ローマンアルファベットを基にした英語等の国では非常に論理的な言語であるからこそ、人々が論理的に活動する。 テレビのニュースやコマーシャルを見ても日本のように画像豊か、ましてや日本のような根本的な意味の分からないバラエティー番組が存在しない。 電車の中の宣伝見ても日本は非常に華やかであるが、ローマンアルファベットの国はなぜか暗いイメージがある。 

 このような日本の体質に似た国がある。タイである。タイ語は自分も勉強しているが、習得しやすい。 というのも感情言語だからである。 タイ語は非常にシンプル。 英語が話せなくてもタイ語が話せる日本人は山ほどいる。 タイ語は難しいように見えるが、今までで一番簡単な言語という感じがした。 日常生活に必要な単語数も多言語に比べると少ない気がする。 これは何を意味するのか。 ようは表現をする際に、顔に出す人が多いということである。 あまりにも言語がシンプルなので、他の方法で自分の意思を明確に伝えなければならない。 どのように伝えるのか。 感情的に伝えるのである。 顔に出てくることもあればトーンによって表すこともある。 これがタイ語である。 タイに出向いてみよう。 テレビ番組一つにしても日本のように画像豊かであったりすることに気づく。 感情的言語、感情的文化だからである。  日本語は難しく言いまわすことで感情的な表現をしているが、タイ語は逆にシンプルすぎることから感情的な表現をせざるを得ないという感じだ。 

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日本とタイ以外で求められること: 買い物する際に万引き防止の為にバッグを入り口近くに預けておけと強要されること。価格が表示されていて嫌なら買うな志向。
日本とタイ以外で求められないこと: 万引きがおきて店が倒産するようなことがあっても、なかなかバッグ預けろと強要されないこと。 価格が表示されていても値引きが可能。

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日本でよくあるテレビ番組。 それは自らの国を貶す番組。 そして食べ物の番組。 なかなか海外では見当たらない。
海外でよくある風景。 大学名、社名、国旗が入ったシャツやバッグを持っている学生が多いこと。 日本ではなかなか見当たらない。

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世界各地で: 日本人旅行者。 女性ばかり。 外国人旅行者。 男性ばかり。 ここ数年、私のように日本人男性が一人で旅行していると非常に「うく」傾向がある。
ここまで日本では女性進出が進んでいるのに、日本女性は女性として世界一不満足。もっと女性の権利をと騒ぐ。逆に、虐待や差別を受けている国々の女性は日本人女性ほど女性として不利とか不満とか持っていない。不思議なくらいである。 なぜなのか。 ようは無いものねだりは権利があればあるほど多くなるということを認識した。10億円持っている人は、きっと、もっともっとお金が欲しいとか普通の「民間人以上のもの」を求めているに違いない。これと一緒である。

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日本人は負けている。 というのも、
海外にいる日本人の大半はESLやワーホリでノホホーンと生活している人たちが大半。
日本国内に目を向けてみても、日本では学習内容を削減。大学に学部を新設・・・ 
内容を見てみると、どう考えても疑問に思うものが多い。テレビゲームの方法を
教える内容などのお遊びとしか考えられない「教育」が教育として評価されている時代である。
国際競争に負けて当然である。 中国人や韓国人に目を向けてみると、意外にも「教育熱心」。
4大卒は当たり前、英語は話せて当たり前、ましてや
諸外国の社会情勢を変えることすら当たり前でやるべきことをやり、
権利も求めて正々堂々と生活している。 日本人とは大違い。

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災害時の支援金やODA。これは旅行してても疑問に思う一つ。
半年も前の大規模な津波被害では、世界各国で何兆円と寄付されたことか。
毎年日本は発展途上国に何兆円と寄付していることか。
それでも現地ではいまだに飲み水も無い。 どう考えても何かおかしい。 どこかのフトコロに消えているとしか思えないことが多々ある。

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社会的な幸せという意味では日本が一番良いかもしれない。 
日本は社会主義経済の民主主義政治、それも拘束が緩い民主主義が行われている国だとよく感じる。
というのも、日本は犯罪をしたもの勝ちという傾向がある。 人を殺したもの勝ちというのも。 例えば日本では飲酒運転で人をはねても
死刑とは聞いたことが無い。逆に言うと、日本では自分が思うとおりにある程度は自由気ままに生活ができるということである。
万引き一つでも万引きして逃げた人が店員におっかけられて交通事故にあったりしたら「万引きくらい許せ」「かわいそうだ」という
非難がでるくらい。 子供の育児放棄でパチンコしながら子供を家に放置、車に放置なんていうのも今となってようやく問題化
してきたくらい。 こんな自分勝手に生活ができる生活しやすい国は他には無い (注意:決して万引きや飲酒運転を勧めているわけではありません。
老若男女、家族連れ問わず万引きや飲酒運転しているということですし、育児放棄なんか茶飯事ということです)。 

給料みても、日本では最低賃金で働いている人は出合ったことはない。 社長と社員の給料差もさほどない。
日本のテレビ番組では「アメリカの給料!!! すごい!!! 年棒〜ドル!!!」 とかノホホーンと報道しているが、
最低賃金未満で働いている人がどれだけ諸外国には多いかなんて報道は見たことは無い。
社長や役員はぼろ儲け。社員は最低賃金なんて当たり前な諸外国事情は、現地に出向かないと分からないし、
実際に仕事をして見ないとわからない。私が滞在していたカナダ・ケベック州でも
ケベック州の最低賃金が上がることで、たしか12万人の人が助かるなんていう政府による「宣伝記事」を見たくらいだ。

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何がぼったくりで何がぼったくりじゃないのか。ガイドブックにはぼったくりには気をつけようと書いてあるが、
鵜呑みにするのは危険である。 というのも、渡航する国が多くなるほど、
現地を頼って生活するほど判断ができなくなるからだ。
例えばつい最近旅行したベトナム。
ホーチミンで働く一般人の給料は一月150万ドンとも言われている。 月に約1万円だ。 タイのバンコクでは
よくて月に2万5千バーツ。 約7万円。 インドの最低賃金は一日$1.40という。
こんな状況なのに、ガイドブックではマッサージ、観光旅行、ホテルなどは
US$50、US$200と並べて書かれてある。
現地人の一ヶ月分〜三ヶ月分の給料に相当するものが日本のガイドブックに並べられているのである。
しかしながら、ガイドブックは 「タクシーには気をつけよう。現地の相場の2〜10倍をふっかけられる」とか書かれている。
よく注意して考えるとガイドブックそのものに載っているホテルですら同じことがいえる。
現地人の90日分の給料で一泊宿泊できるホテルがぼったくりじゃないのに、
なぜ現地価格US$2のタクシー料金がUS$10になったところでなぜボッタクリなのか (例えばベトナム)。
このような我々の偏見はまずしいものはまずしく、豊かなものはより豊かにという社会情勢につながっていると考えられる。
ホーチミンで一日ツアーをUS$40で参加したが、どこにもボッタクリとはかかれていない。
かなり多くの人が参加している。 しかし、ツアーを担当してくれた現地の日本語流暢なガイドさんは
自分は毎月1万円しかもらっていないという。現地の給料相場である。 
そして、ガイドブックにはUS$1がUS$2となるタクシー等はボッタクリと書かれている。おかしなことだ。
ガイドブックに書かれていること、勧めていること自体が既に矛盾している。
マスコミや閲覧物に気をつけなければならないというのは、今現在にしても旅行という観点からもあるということが実際に分かったことである。

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中国とベトナム。 危険だ。 というのも、数日中の滞在中に交通事故を何度も目撃した。
目の前で正面衝突する瞬間を目撃したこともあった。 こんなことは
他の国では考えられない。 日本では何十年いても、なかなか事故を目撃するのは困難だ。
野次馬が集まるのは世界共通なんてことも、こういうことから分かったのだが・・・
そして、事故が多い国に限って意味も無くクラクションをならすことが多いということも。

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ベトナム旅行したときには入国する際の記入用紙が無くて困った。
航空機にもなければ、審査場のところにもない。イミグレーションの対応も
ちょっと待ってろと一方的に言うだけ。 発展途上国とはいえ、ちょっとびっくり。
日本人の血税がベトナムではどこに消えているのかと、このときも考えた。

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ガイドブックには食べ物を気をつけるようにと書かれている。
しかし、今までの経験からすると、病気になるときはなるのだろうし、
ならないときにはならないのだろうということだ。
カナダに滞在していたころのほうが、よっぽどかひどい風邪、病気にかかっていたような
気がする。 日本や東南アジアに比べると・・・ だけど、カナダなんか病気に
気にせよなんてかかれていない。 不思議だ。 カナダでは
水道水飲んで人が死ぬようなこともあるので(e.coliバクテリア)、まあ、体がおかしくなっても
不思議ではないのだろう。しかし、ガイドブックには書かれていない。

まあいずれにしても日本の国内にいて風邪にかからないわけでもないし、
国外にいったからといって、重病にかかる危険性はガイドブックに書かれているようなほど
無いような気がする。むしろガイドブックに書かれていないところのほうが危険だったりする。
少なくとも私の渡航経験からは。 アフリカなどはまた別かもしれないが。
一日の睡眠時間が2時間程度、からいものばかり食べて水分を大してとらなかったときは、
さすがに体もやられてかなりひどい下痢になったことはあった。
私の経験では、病気は複合的な要因でなることが多いようだ。
氷はダメ、野菜はダメとかいろいろガイドブックに書かれているが、
そんなこと言い始めたら、日本の食事はどうなのか。
どこみても添加物だらけ。 薬品だらけの日本の食事のほうがよっぽどか
危険のように思えることが多い。
腹あたりする程度で済むか、または薬品だらけの飯食べるのか・・・



備考:

海外滞在経験

For Studying

1994-1995   Victoria, British Columbia, Canada
1995-1997   Penticton, British Columbia, Canada
1997-1999   Montreal, Quebec, Canada
2000-2001   Lennoxville, Quebec, Canada
2004-2005   Lennoxville, Quebec, Canada
 

For Working

2000-2001   Lennoxville, Quebec, Canada   [Working on Campus]
2004-2005   Lennoxville, Quebec, Canada   [Working on Campus]
2003/06-2003/07  Bangkok/Samrong, Thailand
2003/10-2003/11  Bangkok/Samrong, Thailand
 

For Visiting

1994/12-1995/01  United States, Mexico, Several Caribbean Island Countries
2000/12-2001/01  Canada:   Ontario, Manitoba, Saskatchewan, Alberta, British Columbia
2001/04    Canada:   Nova Scotia, New Brunswick, Prince Edward Island
2001/09    Hong Kong
2001/09    Malaysia (Kuala Lumpur)
2001/12    Australia: Sydney, Melbourne
2003/11    Thailand: Pattaya, Ayutthaya
2004/07    New Zealand: Christchurch, Dunedin, Queenstown, Greymouth, Nelson, Wellington, Auckland
2004/08    China:   Shanghai
2004/12-2005/01  Europe:  France, Italy, Germany, Switzerland, Austria, Belgium, United Kingdom
2005/06    Thailand: Bangkok
2005/08    Thailand: Chiang Mai, Bangkok
2005/08    Vietnam:  Ho Chi Minh City